鬼神面
最終更新日 2025年9月1日
ページID 002930
鬼神面 (池田町指定文化財 )
一見して異様な、これまでに見たことのない鬼神で、長い間忘れられていたものらしい。
この面についての伝承は何も無い。ただ日野宮神社にはその縁起に、6世紀中ごろ欽明天皇の第3皇子、臘嘴鳥(あとり)皇子が左飛、和田、恩地の3臣を連れ、紀伊国から猛狼退治の命を受けて当地に下向。猛狼を洞窟に閉じ込めたとある。7月25日の狼祭も古来有名であったらしく、無病息災の護符を出していた。これらの伝承と伴った鬼神は古面の宝庫である当地でも珍しく唯一である。
髪の部分は丸ノミの跡を故意に残し段を付け黒塗りとする。顔面は木賊(とくさ)で磨き込んである。苦悩と悲しみを帯びた鬼神である。紐穴(ちゅうけつ)部が変わっており、面の口縁部の小口をやや厚くとり、表に穴が出ないように工夫してある。穴は2ヶ所づつ計4ヶ所あいている。紐(ひも)を2本掛けたのであろう。裏はコネバチのようなくり方で、木地師的である。材は堅雑木(かたぞうぼく)。
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