能面 天神
最終更新日 2025年9月3日
ページID 002939
能面 天神 (文部省認定重要美術品)
大正7年まで続いた稲荷の神事能では「田村」に用いたと伝えられている。全体の四角い表現は他の天神面に類を見ない古風さを持っている。耳穴は相当使い込まれた跡が残る。良材の檜で作られていて軽い。向かって右側、頭部から目穴を通り口端を通り顎にかけて真二つに割れて継いでいる。額部で蝶形くさびが埋木されている。その修理は完全で面表の胡粉彩色の手当ても至極上等である。顎部の相当大きな剥落も同時に修理彩色されたものと思われる。顔面のところどころにさしてある朱は黄口の朱を使用し、口唇(こうしん)には赤口の朱を使用している。面の縁まで胡粉彩色を施す。毛描きも繊細で、彫り、彩色ともに優れている。眼には本来金銅板が入っていたのであろうが、現在は和紙に緑色の顔料を塗り貼ってある。
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